〜全部ひとりでも、前を向けた理由〜別居、子育て、勉強、そして離婚に向けて

離婚まで

夫と別居してからの毎日は、とにかくめまぐるしかった。

朝は子どもたちを起こして朝ごはんを用意し、学校の準備をバタバタと整えて、送り出す。

そのあと、家のことを一通り片づけたら、今度は自分の勉強。

オンラインスクールでのデザインの勉強は、思っていた以上にやりがいがあって、

でも、集中しようと思ったら子どもが帰ってきて「ママー!」なんて呼ばれたりして、

正直、疲れ切ってベッドに倒れ込む日もたくさんあった。

3人の子どもたちの世話をしながら、家計を回して、さらに新しいスキルを身につけようと勉強するって、改めて「よくやってたな」と自分でも思う。

でもね、不思議と「しんどい」だけじゃなかった。

むしろ、離婚に向けて準備を進めている自分が、これまでになく前向きで、エネルギーに満ちていた気がする。

「この生活を乗り越えたら、きっと新しい自分に会える」

「この努力は、私と子どもたちの未来を守る力になる」

そんな思いが、毎日私を動かしていた。

不安もあったし、眠れない夜もあったけど、

それでも「やるしかない」と腹をくくっていた自分がいた。

あの頃の私は、確かに大変だった。だけど、強かった。

そして、今もその延長線上で、少しずつ自分の道を歩いています。

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