今振り返ると、あのときの自分は本当に必死だった。
余裕なんてなかったし、気づけばため息ばかりついてた。
でも、その中でもちゃんと、少しずつ前に進んでたんだなって、今になって思います。
あの頃の私は、「自分の人生を立て直す」っていう思いだけで動いてた。
何かが確実に良くなる保証なんてなかったし、
正直言えば、離婚したからって楽になるとも思ってなかった。
でも、“このままじゃ何も変わらない”っていう焦りの方が強くて。
疲れてたけど、不思議と心の奥は前向きで、
離婚に向けての準備も、勉強も、生活のことも、
全部が「これからの自分をつくるための過程」だって思えてた。
だから今、「やっと落ち着いた」とか「もう大丈夫」っていう感じではなくて、
むしろ、「まだ全然途中だな」っていうのが正直な気持ち。
でも、ちゃんと自分で選んできた道だから、怖くはない。
相変わらず慌ただしくて、イライラする日もあるし、
子どもに怒りすぎて自己嫌悪になる夜もあるけど、
それでも前よりずっと、自分に嘘ついてない日々を送れてる気がします。
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